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【理事長ブログ】白内障になると夜の見え方が変化する。具体的な症状や治療方法を解説

2026.07.21
この記事を監修した人

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医療法人P.I ももの木眼科 理事長。日本眼科学会認定 眼科専門医として、眼科領域における高度な専門性と確かな臨床実績があります。屈折矯正手術、特に ICL・IPCL(眼内コンタクトレンズ)手術を得意とし、丁寧な適応評価と術後フォローまで一貫した診療を行っています。白内障・緑内障診療にも精通し、大学病院レベルの高度な手術を地域の身近なクリニックで実現できる体制を構築しています。京都府眼科医会理事として地域医療の発展にも尽力し、地域の皆さまが安心して相談できる“目の専門医”として、わかりやすい医療情報の発信に努めています。

【理事長ブログ】白内障になると夜の見え方が変化する。具体的な症状や治療方法を解説

白内障は加齢とともに進行しやすい目の病気で、とくに「夜になると見えづらい」「対向車のヘッドライトが眩しい」といった症状から気づく方も少なくありません。昼間は問題なく見えていても、暗い場所では視界のかすみや光のにじみが目立つことがあります。これは、水晶体の濁りによって光が乱反射するためです。

 

夜間の運転中に不安を感じたり、街灯やライトが異常に眩しく感じたりする場合は、白内障が進行している可能性があります。放置すると視力低下が進み、日常生活にも支障をきたすため注意が必要です。本記事では、白内障による夜の見え方の変化や具体的な症状、治療方法について詳しく解説します。

白内障になると夜の見え方が変化する?

白内障になると、水晶体が白く濁ることで光がうまく通らなくなり、夜の見え方に変化が現れることがあります。特に「夜だけ見えづらい」「ライトが異常に眩しい」と感じる場合は、白内障が原因となっている可能性があります。昼間はそこまで不自由を感じなくても、暗い場所では症状が強く出やすいため、夜間の運転や外出時に違和感を覚えて気づく方も少なくありません。

 

白内障では、水晶体の濁りによって入ってきた光が乱反射します。その結果、光が強く感じられたり、ぼやけたり、にじんで見えたりします。特に夜は瞳孔が広がるため、水晶体の濁りの影響を受けやすく、昼間とは異なる見え方になりやすいのが特徴です。

 

光が眩しく感じる

白内障の代表的な症状のひとつが、「光を異常に眩しく感じる」ことです。対向車のヘッドライトや街灯を見ると、通常以上に強い光として感じることがあります。特に夜間の運転中は、ヘッドライトの光が目に刺さるように感じたり、一瞬視界が真っ白になったりすることもあります。

 

雨の日は路面反射も加わるため、さらに見えづらくなる傾向があります。また、光の周囲に輪がかかったように見える「ハロー現象」が起こる場合もあり、夜道の安全確認がしづらくなる原因になります。

 

光が滲んで見える

白内障では、光がにじんでぼやけて見えることもあります。信号や街灯が広がったように見えたり、輪郭がはっきり見えなくなったりするため、「ピントが合わない」と感じる方も少なくありません。例えば、赤信号や青信号の境界がぼやけたり、街灯がふわっと広がって見えたりすることがあります。

 

メガネを替えても改善しない場合は、単なる視力低下ではなく、水晶体の濁りが原因となっている可能性があります。また、スマートフォンやカーナビの文字が夜になると読みにくくなるケースもあります。

 

日中とは異なる見え方になる

白内障では、「昼間は問題ないのに、夜だけ急に見えづらい」というケースも珍しくありません。これは、暗い場所では瞳孔が大きく開き、水晶体の濁った部分を通る光が増えるためです。そのため、夜になると視界がぼやけたり、暗い場所で人や段差が見えにくくなったりします。特に高齢者では転倒リスクにつながることもあるため注意が必要です。以下のような症状がある場合は、白内障の可能性があります。

 

・夜間の運転でライトが眩しい

・信号や街灯がにじんで見える

・夜になると視界がぼやける

・暗い場所で見えにくい

・メガネを替えても改善しない

 

 

このような症状が続く場合は、早めに眼科を受診することが大切です。白内障は進行性の病気ですが、適切なタイミングで治療を受けることで、夜間の見え方の改善が期待できます。

夜以外にあらわれる白内障の症状

白内障というと、「夜に見えづらくなる」「ライトが眩しい」といった夜間症状をイメージされる方が多いですが、実際には昼間や日常生活の中でもさまざまな症状が現れます。白内障は、水晶体が加齢などによって濁る病気であり、進行すると見え方全体に影響を及ぼします。

 

初期の段階では「少し見えにくい程度」と感じることもありますが、徐々に視界のぼやけや疲れ目などが強くなり、生活の質が低下する場合もあります。ここでは、夜以外に現れやすい白内障の症状について詳しく解説します。

 

視力が下がる

白内障の代表的な症状が「視力低下」です。水晶体が濁ることで光がうまく網膜へ届かなくなり、全体的にぼやけた見え方になります。例えば、新聞やスマートフォンの文字が読みづらくなったり、遠くの看板が見えにくくなったりします。また、「かすみ目」のような感覚が続くこともあり、「目が曇っている感じがする」と表現される方も少なくありません。

 

特徴的なのは、メガネやコンタクトレンズを変えても改善しないということです。通常の近視や老眼であれば矯正によって見え方が改善しますが、白内障の場合は水晶体そのものが濁っているため、視力矯正がきかなくなります。

 

さらに、白内障の種類によっては、一時的に「近くが見やすくなった」と感じる場合もあります。しかしこれは回復したわけではなく、水晶体の変化による見え方の変化であるため注意が必要です。この場合逆に遠くは見えにくくなります。

 

ものが二重に見える

白内障では、片目で見ているにもかかわらず、ものが二重や三重に見えることがあります。これは「単眼複視」と呼ばれる症状で、水晶体の濁りによって光が乱れて入ることで起こります。例えば、文字が重なって見えたり、テレビの字幕が二重に見えたりすることがあります。また、人の輪郭がぶれて見えるため、ピントが合わないような違和感を覚える方もいます。

 

疲れているときだけ症状が出る場合もあるため、「目の疲れかな」と自己判断してしまうケースも少なくありません。しかし、片目ずつ見たときに二重に見える場合は、白内障の可能性も考えられます。特に片目だけ進行している場合は、左右差によって見え方の違和感が強くなることがあります。

 

左右で見え方が異なる

白内障は、左右同じスピードで進行するとは限りません。そのため、「右目だけ見えにくい」「片方だけかすむ」といった症状が現れることがあります。左右で見え方に差があると、距離感がつかみにくくなったり、立体感がわかりにくくなったりします。階段の段差を踏み外しそうになったり、車の駐車時に距離感がわかりづらくなったりするケースもあります。

 

また、片目だけ色がくすんで見える場合もあります。白内障が進行すると、水晶体が黄色っぽく濁るため、全体的に茶色や黄色がかった見え方になることがあるためです。「片目だけ疲れる」「左右で視界が違う」と感じる場合は、早めの眼科受診が大切です。

 

目が疲れやすい

白内障になると、目が見えない中で無理に見ようとして負担がかかるため、疲れ目を感じやすくなります。特に、パソコンやスマートフォンを長時間見る作業では、「目が重い」「しょぼしょぼする」「集中しづらい」といった症状が出やすくなります。また、細かい文字を読む際に無意識に目を細めることで、肩こりや頭痛につながることもあります。

 

さらに、「以前より光が眩しい」「長時間の読書がつらい」と感じる場合も、白内障による目の負担が原因となっている可能性があります。加齢による疲れ目と思い込んで放置していると、気づかないうちに白内障が進行してしまうこともあります。見え方に違和感がある場合は、定期的に眼科で検査を受けることが大切です。

 

白内障のセルフチェック方法

白内障は徐々に進行するため、「年齢のせいかな」と見過ごされやすい病気です。以下のような症状がないか、日常生活の中でチェックしてみましょう。

 

ものがかすんで見える

・霧がかかったように感じる

・眼鏡やコンタクトを変えても見えにくい

・光がまぶしい、光の周りがにじむ

・夜や暗い場所で見えづらい

・対向車のヘッドライトがまぶしい

・色がくすんで見える

・片目で見ると二重に見える

・テレビ字幕や新聞が読みにくい

 

セルフチェックを行う際は、片目ずつ隠して左右の見え方を比べることがポイントです。左右差がある場合は、片方だけ白内障が進行している可能性もあります。気になる症状が続く場合は、早めに眼科を受診しましょう。

【理事長ブログ】白内障の初期症状7つ。自身でできるセルフチェック方法も解説します 

白内障の治療方法

白内障の治療方法には、大きく分けて「薬物療法」と「手術」があります。白内障は、水晶体が白く濁ることで視力低下やかすみ、まぶしさなどを引き起こす病気です。濁った水晶体は自然に元へ戻らないため、症状の程度や日常生活への影響に応じて治療方法を選択します。

 

薬物療法

白内障の初期段階では、点眼薬による薬物療法を行う場合があります。点眼薬は、白内障の症状を抑える対症療法として用いられます。メリットは、手術をせずに通院で始められ、身体への負担が少ない点です。一方で、点眼薬によって濁った水晶体が透明に戻るわけではなく、視力回復などの効果は期待できません。そのため、白内障が進行し、見えづらさによって日常生活に支障が出てきた場合は、手術を検討します。

 

手術

白内障を根本的に治療する方法が手術です。手術では、白濁した水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入して見え方の改善を目指します。ももの木眼科では、日帰り白内障手術に対応しています。

 

ももの木眼科では、患者様への負担を抑えるため、丁寧かつスピーディな手術を心がけています。手術は通常、片眼につき約10分で行われます。また、白内障手術の精度・安全性を高めるため、次世代の白内障手術装置「センチュリオン」を導入しており、安定した眼圧で手術を行える体制を整えています。

 

さらに、手術に対して恐怖心が強い方のために、笑気麻酔にも対応しています。笑気を吸入することで、意識はありますがぼーっとした状態になり、恐怖心が和らいだ状態で手術を受けやすくなります。

 

眼内レンズには、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがあります。単焦点眼内レンズは保険適用で費用を抑えやすい一方、ピントを合わせた距離以外ではメガネが必要になる場合があります。多焦点眼内レンズは遠方から近方まで見えやすく、メガネへの依存度を下げられる可能性がありますが、選定療養となり、レンズ代は自己負担です。

 

費用は、保険診療の場合、以下が目安となります。

・初診:2,000円〜5,000円

・手術費用:1万8,000円〜10万円(両目)

 

自己負担割合や高額療養費制度の利用有無によって負担額は異なります。また、多焦点眼内レンズを選択する場合は、追加費用が必要となります。白内障による見えづらさがある方は、早めに眼科へ相談しましょう。

白内障手術を検討している方は、京都市伏見区のももの木眼科にご相談ください

白内障手術を検討している方は、京都市伏見区のももの木眼科にご相談ください

 「最近、夜のライトが眩しい」「視界がかすむ」「以前より見えづらくなった」と感じている方は、白内障が進行している可能性があります。白内障は加齢とともに進行する病気ですが、適切なタイミングで治療を行うことで、見え方の改善が期待できます。

 

ももの木眼科では、日帰り白内障手術に対応しており、患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせた治療をご提案しています。手術に不安がある方に向けて、笑気麻酔にも対応しているため、リラックスした状態で手術を受けていただけます。

 

白内障手術をご検討中の方は、京都市伏見区のももの木眼科へお気軽にご相談ください。LINEからのご予約・お問い合わせにも対応しています。

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【理事長ブログ】白内障の種類を一覧でご紹介。症状の特徴や治療方法も解説します

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