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【理事長ブログ】緑内障を治療する病院選びのポイントを眼科医が解説。具体的な治療方法も

2026.06.08
この記事を監修した人

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医療法人P.I ももの木眼科 理事長。日本眼科学会認定 眼科専門医として、眼科領域における高度な専門性と確かな臨床実績があります。屈折矯正手術、特に ICL・IPCL(眼内コンタクトレンズ)手術を得意とし、丁寧な適応評価と術後フォローまで一貫した診療を行っています。白内障・緑内障診療にも精通し、大学病院レベルの高度な手術を地域の身近なクリニックで実現できる体制を構築しています。京都府眼科医会理事として地域医療の発展にも尽力し、地域の皆さまが安心して相談できる“目の専門医”として、わかりやすい医療情報の発信に努めています。

【理事長ブログ】緑内障を治療する病院選びのポイントを眼科医が解説。具体的な治療方法も

緑内障は進行性の病気であり、初期には自覚症状がほとんどないのが特徴です。そのため「見えているから大丈夫」と思っていても、実際には視野障害が少しずつ進んでいることがあります。進行するとさまざまな症状が現れ、日常生活にも影響が出てきます。

 

特に、緑内障は長期的に通院が必要な病気であるため、病院選びがその後の治療の質や継続のしやすさに大きく影響します。とはいえ、「どの眼科を選べばよいのか分からない」「専門的な検査が受けられるか不安」と感じている方も多いでしょう。

 

本記事では、緑内障の病院選びのポイントをわかりやすく解説するとともに、治療方法や症状についても詳しくご紹介します。

緑内障を治療する病院選びのポイント

緑内障は長期的な通院と継続的な治療が必要な病気です。そのため、病院選びは非常に重要になります。特に緑内障は一度診断されたら数年〜数十年単位で付き合っていくケースが多く、「どこで治療を受けるか」によってその後の安心感や治療の継続しやすさが大きく変わります。ここでは、初心者の方でも分かりやすい5つのポイントをご紹介します。

 

日本眼科学会認定の眼科専門医か

まず確認したいのが、日本眼科学会が認定する眼科専門医が在籍しているかどうかです。専門医は、眼科全般に関する高度な知識と経験を有しており、緑内障の診断や治療にも精通しています。特に初診時の診断精度はその後の治療方針に大きく影響するため、信頼できる医師に診てもらうことが重要です。

 

さらに、症状が進行した場合の治療選択や判断にも専門的な知識が求められるため、専門医の存在は大きな安心材料となります。ももの木眼科では、すべての医師が眼科専門医の資格を有しており、専門分野に限らず幅広い外来診療に対応しています。また、緑内障の専門外来も設けており、より専門性の高い診療を受けていただくことが可能です。

 

緑内障治療の実績が豊富か

緑内障にはさまざまな種類があり、それぞれに適した治療が必要です。治療の目的は、視神経へのダメージの進行を抑えることにあります。一般的には点眼薬による治療が中心となりますが、毎日の点眼が負担となったり、副作用によって継続が難しくなったりするケースもあります。そのような場合には、点眼回数の軽減や中止が期待できるレーザー治療(SLT)が選択されることもあります。

 

軽症の段階であれば適応となるケースも多く、患者様の負担軽減につながります。また、症状の進行度によっては、白内障手術と同時に緑内障手術を行う選択肢もあります。ももの木眼科では、患者様の状態に応じて幅広い治療提案を行っています。

 

アフターフォローが充実しているか

緑内障は一度の治療で完結する病気ではなく、定期的な検査と長期的な管理が必要です。そのため、通院しやすい立地や予約の取りやすさ、継続的にフォローしてくれる体制が整っているかも重要なポイントです。どれだけ設備や実績が整っていても、通院が負担になってしまうと治療の継続が難しくなります。自宅や職場からのアクセス、待ち時間なども含めて総合的に判断することが大切です。

 

ももの木眼科はMOMOテラス内に位置しており、バリアフリー設計で、どなたでも通いやすい環境を整えています。また、不要な検査を省き、スムーズな診療を心がけることで、患者様の負担軽減にも努めています。

 

事前の説明に納得できるか

治療内容や検査方法について、医師が丁寧に説明してくれるかも大切なポイントです。緑内障は長く付き合う病気だからこそ、疑問や不安をしっかり解消できる環境が求められます。専門用語だけでなく、患者様の立場に立った分かりやすい説明があるかどうかも重要です。納得したうえで治療を受けることが、通院の継続や治療効果にもつながります。

 

ももの木眼科では、モニターを用いて検査画像を確認しながら説明を行い、患者様がご自身の状態を理解できるよう丁寧な対応を心がけています。

 

幅広く検査を受けられるか

緑内障の診断には、眼圧検査だけでなく、視野検査や眼底検査、OCT(光干渉断層計)などの精密検査が必要です。これらを院内で受けられるかどうかは、正確な診断や経過観察に大きく関わります。特にOCTは、視神経の状態を詳細に把握できる重要な検査であり、早期発見にも役立ちます。検査機器が充実している医療機関ほど、より精度の高い診断と適切な治療方針の決定が期待できます。

 

ももの木眼科では、大病院に匹敵する医療設備を整え、地域にいながら高度な検査・診療を受けていただける体制を整えています。

 

※検査内容について詳しく知りたい方は、こちら▶︎「緑内障の検査方法5つ。セルフチェックのやり方や治療法も解説」

 

緑内障の治療方法

緑内障の治療は、視神経へのダメージの進行を抑えるために「眼圧を下げること」を目的として行われます。主な治療法には、薬物療法(点眼薬)、レーザー治療、手術の3つがあり、症状の進行度や生活スタイルに応じて適切な方法が選択されます。

 

薬物療法

最も基本となる治療が、点眼薬による薬物療法です。房水の産生を抑えたり、排出を促したりすることで眼圧を下げ、視神経への負担を軽減します。身体への負担が少なく、多くの方がまずこの治療から開始します。費用は、処方される目薬の種類や本数によって異なりますが、1か月あたり数百円〜2,000円程度が目安です。

 

一方で、毎日の点眼を継続する必要があり、点眼を忘れたり自己判断で中断したりすると、十分な効果が得られない可能性があります。また、副作用が出ることもあるため注意が必要です。

 

レーザー治療

点眼薬で十分な効果が得られない場合や、副作用によって点眼の継続が難しい場合に選択されるのがレーザー治療(SLT)です。線維柱帯にレーザーを照射し、房水の流れを改善することで眼圧を下げます。外来で短時間に行うことができ、痛みもほとんどないのが特徴です。

 

費用は3割負担の場合、両眼で約6万円程度が目安です。ただし、効果の持続には個人差があり、一般的には1〜2年程度とされています。そのため、必要に応じて再治療や他の治療法を検討することもあります。

 

手術

薬物療法やレーザー治療で十分な効果が得られない場合に検討されるのが手術です。房水の排出経路を新たに作ることで眼圧を大きく下げることが期待できます。費用は自己負担で5〜10万円前後が目安です。医療費が高額になった場合、「高額療養費制度」を利用できるためこの範囲で収まります。点眼の負担を減らせる可能性がある一方で、術後管理や合併症のリスクについても理解しておくことが大切です。

 

いずれの治療法も、緑内障そのものを完治させるものではなく、あくまで進行を抑えることが目的です。そのため、治療を開始した後も定期的な検査と継続的な管理が欠かせません。医師と相談しながら、ご自身の状態に合った治療方法を選択していきましょう。

 

あわせて読みたい▶︎緑内障の治療法3つ。メリット・デメリットや費用・期間も徹底解説

 

緑内障の症状

視野の一部が欠ける

最も代表的な症状が視野の欠損です。視野の一部が見えなくなりますが、初期は片目ずつ進行するため、もう片方の目で自然に補ってしまい、自分では気づきにくいのが特徴です。

 

特に中心ではなく周辺部分から徐々に欠けていくため、日常生活では違和感が出にくいとされています。例えば、「片目で見たときに一部が見えにくい」「視野の一部が暗く感じる」といった変化があれば注意が必要です。

 

見えにくい場所が生じる

視野の欠けが進行すると、見えにくい場所が広がり、日常生活に支障をきたすことがあります。例えば、人や物にぶつかりやすくなる、段差に気づきにくくなる、車の運転中に左右の確認がしづらくなるなどの変化が見られます。

 

また、読書中に文字の一部が抜けて見えたり、テレビの字幕が見えにくくなったりするケースもあります。こうした変化はゆっくり進むため「慣れてしまう」ことも多く、発見が遅れる原因となります。

 

かすんで見える

視神経のダメージが進むことで、視界全体がぼやけたり、かすんで見えたりすることがあります。特に光のコントラストが低い場面や暗い場所では見えにくさを感じやすくなります。ただし、この症状は白内障やドライアイなど他の眼疾患でも見られるため、自己判断は危険です。「見え方が以前と違う」と感じた場合は、早めに眼科で検査を受けることが重要です。

 

頭痛・吐き気がする

急性の緑内障(急性閉塞隅角緑内障)では、急激な眼圧上昇により強い頭痛や吐き気、目の痛みが現れることがあります。場合によっては目の充血や視力低下、光がまぶしく見えるなどの症状を伴うこともあります。このような症状は緊急性が高く、放置すると短時間で視力に重大な影響を及ぼす可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください。

 

さらに重要なのは、「症状が出てからでは遅い場合がある」という点です。緑内障はかなり進行するまで自覚症状が出にくいため、症状の有無だけで判断することはできません。そのため、40歳を過ぎたら定期的に眼科で検査を受けることが推奨されています。特に家族に緑内障の方がいる場合や、近視が強い方は発症リスクが高いとされているため注意が必要です。

 

また、「片目ずつ見てみる」という簡単なセルフチェックも有効です。普段は両目で見ているため気づきにくい視野の異常も、片目ずつ確認することで違和感に気づける場合があります。ただし、セルフチェックだけで判断するのではなく、少しでも異常を感じた場合は専門的な検査を受けることが大切です。

 

あわせて読みたい▶︎「緑内障の初期症状4つ。セルフチェックの方法や危険因子も解説」

緑内障の病院選びで悩んでいる方は、京都市伏見区のももの木眼科にご相談ください

緑内障の病院選びで悩んでいる方は、京都市伏見区のももの木眼科にご相談ください

緑内障は、適切な病院で継続的に管理することで、進行を抑えながら生活の質を維持することが可能です。しかし、「どの病院を選べばよいのかわからない」「自分に合った治療が受けられるのか不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。

 

京都市伏見区のももの木眼科では、緑内障の精密検査から診断、治療、アフターフォローまで一貫して対応しております。患者さま一人ひとりの状態に合わせた丁寧な説明と治療を心がけておりますので、不安な症状がある方はぜひ一度ご相談ください。安心して通える環境を選び、医師とともに長期的な視点で治療に取り組んでいきましょう。LINEからのご予約・お問い合わせも可能です。

 

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