京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。オルソケラトロジー治療は、非侵襲的で効果的な近視矯正法として広く利用されていますが、特殊なハードコンタクトレンズの使用には初期段階で痛みや異物感を感じることがあります。これらの症状は一時的なものであることが多いですが、適切な対処を行うことが重要です。そこで今回は、オルソケラトロジーレンズを装着時に感じる痛みや異物感への対処法についてご紹介します。
痛みや異物感が現れたときの初期対応
レンズの取り外し

痛みや異物感を感じた場合は、無理にレンズを装着し続けずに速やかに外しましょう。これにより目への刺激を最小限に抑えることができます。
レンズの検査
レンズにキズや欠けがないかを確認してください。キズがある場合は、そのレンズの使用を中止し、眼科での相談をお勧めします。
こすり洗いと洗浄
レンズを丁寧にこすり洗いし、十分に洗浄してください。これにより、レンズに付着した微小な異物や汚れが除去され、痛みの原因を減少させることができます。
人工涙液の使用
眼の乾燥が痛みや異物感の原因となっている場合があります。市販の人工涙液を使用することで、目の表面を潤し、不快感を和らげることができます。
装着液の使用
再度レンズを装着する際には、装着液を使用することで、レンズの挿入がスムーズになり、不快感が軽減されることがあります。
定期的な眼科検診が重要
定期的な眼科検診
オルソケラトロジーレンズは、定期的な眼科検診が必要です。検診では、視力や屈折値、角膜形状、レンズのフィッティング状態などがチェックされます。これにより、レンズに関連する問題を早期に発見し、適切な対処が可能となります。
眼科での相談
痛みや異物感が続く場合は、直ちに眼科医の診察を受けるようにしましょう。眼科専門医による適切な診断と治療が、目の健康を守るためには不可欠です。
しっかりとレンズケアをしているのに些細な違和感を感じた時には、速やかに眼科を受診しましょう

オルソケラトロジーレンズを使用する際は、初期段階での適切な対処と定期的な眼科検診が非常に重要です。自宅での適切なレンズケアを行いつつ、何かの異常を感じた場合にはすぐに専門医の診察を受けるようにしましょう。そうすることでオルソケラトロジー治療を安全かつ効果的に進めることができます。ご質問や疑問点がございましたら経験豊富な専門医が、しっかりとサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にももの木眼科までお問い合わせください。