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【院長ブログ】オルソケラトロジー治療の副作用・注意事項は?

2025.02.05

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。オルソケラトロジー治療は手術を行わずに近視を矯正する今注目されている治療法ですが、一部の患者様には副作用が生じる可能性があります。以下にその副作用と、それぞれにおける対処法をご紹介します。

オルソケラトロジー治療の副作用

光のにじみやグレア
光のにじみやグレア

暗いところで光がにじむ、あるいはまぶしさを感じる副作用が起こり得ます。これは、レンズの形状が原因で焦点にずれが生じることによるものです。特に夜間や薄暗い場所での運転時には注意が必要です。子供よりも大人の場合にでやすい症状です。症状が現れた場合は、眼科医に相談し、場合によっては矯正の度合いを調整する場合があります。

一時的な乱視の増強

元々乱視が強い場合、治療開始時に乱視が一時的に強まる感じがすることがありますが、長期的なレンズ装用により改善が見られるケースもあります。

感染性角膜炎のリスク

レンズの不衛生な取り扱いや不適切な使用は、感染性角膜炎などのリスクを高めます。レンズケアは、清潔に保つことと正しいこすり洗いを徹底することが重要です。これがオルソケラトロジーを使用する中でもっとも注意しなければならない部分です。ほとんどの場合は点眼治療のみで改善しますが、後遺症が残る場合もあります。

視力の変動

治療開始から間もない時期は、日中の視力が安定しないことがあります。これは角膜の形状が矯正されることによるもので、徐々に安定します。

オルソケラトロジー治療における注意事項

感染性角膜炎への対策をしっかりとしましょう

朝起きたらレンズを取り出し、きちんと洗浄してください。レンズの取り扱いやケアが不衛生だと感染性角膜炎を引き起こすことがあります。

装着時間を守りましょう

一晩に着用すべき時間は眼科医が指定します。睡眠パターンが不規則な方は、治療に影響が出る場合があるため、事前に眼科医に相談をしておきましょう。

適応外のケースがあることを知りましょう

強度の近視や乱視、円錐角膜など、特定の眼の状態を持つ人にはオルソケラトロジーができない場合があります。

子どもにおけるオルソケラトロジーの取り扱い

子どもの場合、角膜が柔らかく、治療効果が得やすいですが、保護者の管理下で適切にレンズケアを行う必要があります。睡眠中の姿勢にも注意が必要で、特にオルソケラトロジーは仰向けで寝ることを推奨しています。

日常生活の小さな工夫が近視を進めないために大きな効果を発揮

日常生活の小さな工夫が近視を進めないために大きな効果を発揮

オルソケラトロジーは便利で効果的な近視矯正法ですが、副作用が発生する可能性と、それを防ぐための注意点があります。これらをしっかりと理解いただき、適切な対処をすることで、より安全に治療を受けることができます。医療機関での定期的な検診と、正しいレンズケアが不可欠です。ももの木眼科では、経験豊富な専門医が、しっかりとサポートさせていただきますので、ご質問や疑問点がございましたらどうぞお気軽に当院までお問い合わせください。

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