オルソケラトロジーの特徴
京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるような、さまざまな情報をお届けして参ります。オルソケラトロジーは、睡眠中に特殊なコンタクトレンズを使用して角膜の形を整え、視力を矯正する革新的な方法です。このブログでは、今注目のオルソケラトロジーの特徴を解説します。
オルソケラトロジーとは何か？
オルソケラトロジー、米国で開発された近視の矯正治療法です。この治療には、高酸素透過性の特殊なハードコンタクトレンズが使用され、角膜の形を矯正することにより視力を改善します。日本では厚生労働省の承認を受けており、米国ではFDA（米国連邦食品医薬品局）とFAA（米国連邦航空局）の認可を得ています。
安全性と実績
30年以上にわたる実績と、100万人以上の治療例がこの方法の信頼性を裏付けています。日本でも正式に認可されており、眼科専門医の指導の下でのみ施術が可能です。オルソケラトロジーは高い技術と専門知識が必要なため、専門の講習を受けた眼科によってのみ処方されます。
オルソケラトロジーの特徴
就寝時のみの装用で視力矯正
オルソケラトロジーのコンタクトレンズは就寝中にのみ使用します。このため、日中は裸眼で過ごせ、レーシック手術のような永続的な処置を避けたい方にも適しています。また、スポーツをする際の不便さや、眼鏡や通常のコンタクトレンズの紛失・破損のリスクも低減されます。
近視制御効果
特に若年層において近視の進行を抑制する効果があります。早期に治療を始めることで、強度近視のリスクを低減できる可能性があります。
ストレスなくスポーツを楽しめる
眼鏡や通常のコンタクトレンズの不便さを感じることなく、ストレスなくスポーツを楽しむことができます。特に接触を伴うスポーツや水泳、サーフィンなどの水中スポーツを安心して楽しめます。
副作用の少なさ
オルソケラトロジーは副作用の報告がほとんどなく、角膜細胞の定期検査でも異常が認められていません。また、装用をやめれば角膜は元の状態に戻ります。
医療費控除の対象
オルソケラトロジーの治療は医療費控除の対象になるため、経済的な負担も軽減されます。
オルソケラトロジーは、経験豊富な専門医のもとで治療を受けることが大切です
オルソケラトロジーは、眼鏡や通常のコンタクトレンズに代わる、効果的で安全な視力矯正方法です。特に夜間のみの使用という点が、多くの患者様にとって大きなメリットとなっています。この記事で、その魅力を知り、視力矯正の新しい選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。当院でもオルソケラトロジーの治療をおこなっておりますので、視力矯正でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
