ICL手術後の保護メガネは必要か
京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削る必要がなく、小さな切開創からレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。手術後のケアも非常に重要ですが、保護メガネの着用は本当に必要なのでしょうか?このブログで詳しく解説します。
術後の感染リスクと保護メガネ
ICL手術後、切開部分はすぐには完全に塞がらず、細菌に感染しやすい状態となります。さらに外出時や就寝中、目元を触ったり異物が入ったりするリスクが高まります。このリスクを最小限に抑えるため、保護メガネの着用が推奨されています。当院でも患者様には術後の保護メガネの着用をお願いしています。
保護メガネの着用期間
手術後、感染症のリスクが高まる最初の1週間は、保護メガネの着用が特に重要です。しかし、具体的な着脱のタイミングや着用期間は、患者様の状態やライフスタイルによってちがいますので、必ず医師と相談のうえ着用するようにしましょう。
術後のケアと対応
手術後、医師から炎症を抑えるための点眼薬や服用薬が処方されます。これらの薬は、指示通りに正確に使用することで、術後の回復をスムーズに進めることができます。また、日常生活の中での注意点や制限についても、医師からの指示やアドバイスをしっかりと守ることが大切です。
術後の準備は、事前にしっかりと確認しましょう!
ICL手術は、多くの人々にとっての希望となる治療法ですが、手術後のケアも非常に重要です。特に、保護メガネの着用は、術後の回復を安全にすすめるためにも大切です。手術を受ける前に、術後のこともしっかりと医師に確認した上で、手術に臨まれることをおすすめします。