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【院長ブログ】ICL手術後の過ごし方

2024.03.15

ICL手術後の過ごし方

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削る必要がなく、小さな切開創からレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。今回は、“ICL手術後の過ごし方”について安全・安心のために患者様にお願いしておきたいことをご紹介します。

 

 

 

安全・安心のためにお願いしたいICL手術後の過ごし方

安全・安心のためにお願いしたいICL手術後の過ごし方

安全にかつ精密にICL手術を終えたとしても、内眼手術である以上、術後は患者様ご自身でも、感染症やトラブルが起きないように気を付けていただく必要があります。ICL術後、お願いしたいことについてご紹介します。

定期的な検診のお願い

ICL手術後も、眼の状況を把握するために、定期的な検診が必要です。まず手術の翌日、それから1週間、1か月、3か月と、最初は頻繁に通院いただきますが、状態が安定するにつれて通院の間隔を広げていきます。もちろん、経過次第では医師から異なる通院スケジュールの指示をする場合もあります。また、何か心配ごとがあれば、いつでも受診をしてください。

医師の指示通りに服薬のお願い

手術後には、主に炎症を抑えるための点眼薬や服用薬が処方されます。これらの薬は術後の回復期に非常に重要です。服薬に関しては、必ず医師の指示通りに継続してください。

術後の過ごし方で厳守していただきたいお願い

CL手術は日帰りで行われるため、入院は必要ありません。しかし、手術後は一定の安静が必要であり、日常生活や仕事への復帰にはいくつかの制約があります。手術後の傷口はまだ完全に癒えておらず、感染のリスクが高まる状態です。したがって、目の周りに刺激を与えないように注意することが大切です。全く制限のない状態になるには約1か月程度の期間がかかることが目安とされています。具体的なタイミングについては下記の通りです。

 

仕事 デスクワークなどの軽作業は術後2日目から可能
屋外作業や重労働などの力仕事の復帰可能時期は直接医師と相談の上確定
運転 翌日検診で医師と要相談
入浴 肩から下のシャワーは当日から

洗顔、洗髪は術後4日目から

スキンケアやメイク 目の周りのスキンケアは、手術当日から

(アイメイクやベースメイクを除く他のメイクは、手術翌日の検診後から可能ですが、アイメイクやベースメイクについては、手術後1週間後からです。)

コンタクトレンズ・カラーコンタクトレンズ 術後1か月後から可能
まつ毛パーマ・まつ毛エクステ 術後1か月の検診で問題なければ施術可能

【まとめ】ICL手術後の感染症予防にご協力をお願いします

【まとめ】ICL手術後の感染症予防にご協力をお願いします

ICL手術は世界的にも感染症が発症する確率は極めて稀です。ももの木眼科では、徹底した衛生管理・安全管理を行っています。手術の準備・実施においても感染症やトラブルを防ぐために細心の注意を払っています。ただし、手術後の切開創が完全に塞がるまでには時間がかかるため、目元を触れたり埃が入ることはトラブルの原因となり得ます。定期健診、処方薬の服薬、術後の過ごし方を厳守することで感染症を徹底的に予防しましょう。もしも不安なことがあれば、定期健診以外でも遠慮なくご相談ください。

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