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【院長ブログ】コンタクトレンズとの比較

2024.01.11

コンタクトレンズとの比較

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削る必要がなく、小さな切開創からレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。今回は、“コンタクトレンズとの比較”についてコストの面から比較しましたのでご紹介します。

コンタクトレンズとICL、どちらが経済的?
コンタクトレンズとICL、どちらが経済的?

ICLを考えている人々の中には、現在コンタクトレンズを使用中の人も多いでしょう。通常、1DAYタイプのコンタクトは少なくとも年に数万円かかります。数年や数十年の間に、検査費用を含めてかなりの金額になることが予想されます。一方、ICL治療は通常1回の手術で済み、レンズを交換する必要もなく永続的な視力回復が可能です。このため、総費用は通常よりも低くなる傾向があります。そこで、その両者を比較してどちらがお得かを考えてみましょう。今回は20歳の方が40歳までにかかるコストを考えてみることにします。ICL治療費は60万円で想定しています。

 

 

 

1日使い捨てコンタクトレンズの場合の40歳までのコスト

20歳の方が1日使い捨てコンタクトレンズを継続使用する場合、1ヶ月分の費用を約6,000円、年間合計で約72,000円としています。40歳までの累計費用は約144万円となります。

 

2週間使い捨てコンタクトレンズの場合の40歳までのコスト

20歳の方が2週間使い捨てタイプのコンタクトレンズを継続使用する場合、3ヶ月分の費用を約6,000円、年間合計で約24,000円と仮定します。さらに、ケア用品が毎月約1,000円、年間で約12,000円かかると仮定し、レンズとケア用品の年間合計費用は約36,000円と計算されます。40歳までの累計費用は約72万円となります。

この調査から明らかなように、ICL治療の初期費用を含めて比較すると、長期的に見るとコンタクトレンズの費用とほぼ同等となることが示唆されます。1日使い捨てタイプを8年以上、2週間使い捨てタイプを16年以上使用し続けると、ICL治療料金(60万円)とほぼ同額の費用になる結果となりました。

ICL治療はコストパフォーマンスが高い選択肢

ICL治療はコストパフォーマンスが高い選択肢

長い目で見れば、ICL治療は優れたコストパフォーマンスを持つ選択肢と言えるでしょう。特に長期間使用することを考えると、使い捨てコンタクトレンズと比較しても費用が抑えられる可能性があります。更に、洗浄液やメンテナンス用品の購入が不要で、定期的なレンズ交換の必要もなく、ICL治療によって回復した視力を半永久的に維持できます。ICLは眼鏡やコンタクトレンズを必要としない快適な生活を提供できる可能性が高く、コストや利便性を考慮しても、近視や乱視矯正治療の一つの選択肢としてはありかと思います。20年ほど前にレーシックを受けていますが、これまでずっと快適に過ごせており、コンタクトレンズをしていた時の煩わしい日常にはとても戻る気になれません。当時はICLは一般的ではなかったですが、今ならICLを受けていたと思います。当院でもご相談を承りますのでお気軽にお問合せください。

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