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【院長ブログ】ICLは失敗することがある?失敗した場合の症状や防ぐ方法を解説

2025.03.28
【院長ブログ】ICLは失敗することがある?失敗した場合の症状や防ぐ方法を解説

ICL手術は非常に安全性の高い手術と言われていますがリスクを伴う手術であるということを理解しておく必要があります。この医療コラムでは手術を検討している方々が安心して選択できるように、ICLの安全性、失敗とされる症状、そもそも手術を受けられない方の症状等も交えて、手術のリスクやICL手術で失敗しないためにできることを解説します。

 

そもそもICLとは

ICLとは、目の中に専用のレンズを入れて固定することで、近視を矯正する治療法で、眼内コンタクトレンズと呼ばれることもあります。実際には、コンタクトレンズとは異なり、コラマーという目の中に入れるのに適した専用の素材でできています。目の中にレンズを入れるというと怖いイメージがありますが、適切な手順を踏めば安全性の高い手術です。海外では200万例以上の実績があり、日本でも現在では年間1万件以上の手術が行われています。

ICLの安全性は高い

ICLは安全性の高い手術といわれています。以前はICL手術後の白内障、緑内障などが問題でしたが、現在日本で広く使われているhole-ICLは、その問題を解消しており、安全性は非常に高くなりました。また、目の中にレンズを入れるという技術自体は、白内障手術で古くから行われている施術であり、50年以上の歴史があります。
近視矯正手術ではレーシックが有名ですが、レーシックでは角膜を削るという手術の性質上、あまり近視が強いと手術自体ができません。また、削った角膜はもとに戻すことはできません。ICLでは角膜を削るわけでは無いので、強度近視にも問題なく対応できます。また、ICLはレンズを取り出すことができるので、手術前の状態に戻すことができます。

ICL手術で失敗することはある?

ICL手術そのものが失敗する、つまり、手術自体が技術的に失敗し、失明してしまうということはほとんどありません。しかし、手術後に十分な満足が得られなかったり、術後に重大な合併症が起こる可能性はゼロではありません。術後に満足が得られない原因は、事前のカウンセリングや説明が十分でないことが多いです。そのため、当院では一般的なICL手術の説明に加えて、最後に医師から患者様に個別の説明をしております。
他に目の病気がある場合や、過度な期待をもっておられる方にはしっかりと説明し、場合によっては手術を受けないほうがよい旨をお伝えしております。
また、術後の合併症で最も注意が必要なのは、細菌感染による眼内炎です。非常に低い確率で発生すると言われていますが、もともと感染のリスクが高くなるような特別な病気があったり、術後の目薬などの使用が適切でない場合がほとんどです。術後のケア次第で限りなくこれらのリスクをゼロに近づけることができます。

ICL手術で「失敗」と言われることのあるケース

ハロー・グレア現象

ハローとは光が滲んだように見える見え方で、グレアとは光がギラギラと眩しく見えるような見え方のことを言います。レーシックや白内障手術、オルソケラトロジーなどでも起こる現象です。現在、広く使用されているICLは、レーシックに比べると見え方はクリアで、ハロー・グレア現象は起こりにくいものになります。その代わり、ICLでは光源の周りに輪が見えるようなハローが、ほとんど全ての方に起こります。このハローについては無くなることはありませんが、意識をしなければ問題になるようなものではなく、時間と共に気にならなくなる人がほとんどです。

眼圧の上昇

古いタイプのICLでは、目の中の水の循環が悪くなってしまうことで、目の中の水の量が多くなりすぎます。そして、目の圧力が高くなり緑内障になってしまう心配がありました。しかしながら、現在使用されているhole-ICLには、ICLを目の中に入れた後も、目の中の水の循環をよい状態に保つための穴が複数箇所空いているため、眼圧の上昇は起こりません。hole-ICLでも術後一時的に眼圧が上昇することはありますが、その後時間経過とともにもとの眼圧に戻っていきます。

視力の過矯正

視力の過矯正とは、レンズの度数が強すぎて目が疲れやすい状態になることです。ひどい場合は、眼精疲労による頭痛などが起こることがあります。ICLの術前検査では目の筋肉の力を働かない状態にすることで、どの程度の度数までが過矯正にならないレンズなのかを検査を行います。また、レーシックは角膜を削る手術のため、術後、角膜の形が変わってしまうことで、少し近視に戻ってしまうことがあります。レーシックでは、この近視戻りを計算に入れて、あえて過矯正にすることがあります。しかしながら、眼内にレンズを入れるICLでは、近視戻りは起こりませんので、あえて過矯正にする必要はありません。また、現在日本で承認されているICLは老眼に対応することはできません。過矯正とまでは行かなくとも、あまり視力を良くしすぎると将来老眼になったときに影響が大きくなるというデメリットもあります。手に右利き、左利きがあるように目にも利き目というものがあります。当院では、30歳以上の方では、将来の老眼に備えて、利き目のほうは過矯正にならない範囲でやや強め、利き目でないほうの目にはやや弱めのレンズを使用することを推奨しています。

レンズの位置ズレ

ICLのサイズが合わない場合には、レンズの位置ズレが起こる可能性があります。しかし当院で採用しているCASIA2などの検査機器は精密に前眼部の測定が可能です。そのため、レンズのサイズ不適合による位置ズレはほとんど起こりません。

また、乱視用のICLレンズでは、乱視を矯正するためにレンズの向きというのが決まっています。手術では乱視を矯正する向きにレンズを固定します。しかし、術後に頭に強い衝撃を受けた場合などで、レンズが回転してしまい、向きが変わってしまう場合があります。こうなると乱視がうまく矯正できなくなるため、見えにくくなってしまいます。レンズが回転して向きが変わってしまった場合は、レンズの位置を修正する手術が必要になりますが、この手術はレンズを入れ替えるわけではなく、向きを修正するだけなので負担の少ない手術で済みます。

レンズの度数ズレ

国家資格をもつ視能訓練士による視力検査、精密な検査機器による術前検査、専用の目薬を使っての検査を時間をかけて行うため、レンズの度数ズレはほとんど起こりません。しかしながら、大人になってからも近視が進行していく方が稀におられますので、ICL手術後に近視が進行してしまう場合があります。ICL手術後、大きく近視が進み視力が下がった場合にはICLの入れ替えが必要になることもあります。

感染症

ICL手術でもっとも注意しなければならない合併症が、感染症による眼内炎です。ICLは目の中に入れるものなので、その際に作った傷口からばい菌が入ってしまい感染症が起こる可能性があります。確率は0.0167%と非常に低いですが、ゼロではありません。眼内炎が起こった場合には、目の中を洗浄した上で、レンズを摘出し、抗生物質による治療が必要になります。適切な治療を行った場合には失明することはありませんが、重症の場合には専用の手術が必要になることもあります。感染症を防ぐためには、まず感染が起こりやすい基礎疾患がないかの確認、手術時の感染症対策という医療機関側の努力と、術後に目を清潔に保ち、目薬をしっかりと使用する患者様側の努力の両方が重要になります。

ICLを受けられない人もいる

ICLを受けられる条件

ICLはレーシックと比べると、手術を受けられる適応条件は広くなっています。レーシックと違い角膜を削る必要がないので、角膜の厚みが関係ないこと、レンズの度数範囲がかなり広いため強度の近視や乱視にも対応ができることが理由です。とはいえ、誰しもが受けられるわけではありません。以下がICLを受けられる条件です。

1.年齢:20歳〜45歳

ガイドライン上では18歳以上になっていますが、近視の進行が完全に止まってからの手術が望ましいので当院では原則20歳以上としております。また、現在日本で承認されているICLは老眼には対応できないため、年齢の上限は45歳までとなります。

2.近視度数:-3Dから-18Dまで

軽度の近視や遠視の方は適応になりませんが、強い近視はほとんど全ての症例で適応になります。

3.前房深度(目の前の部分のスペース)が2.8mm以上

ICLを挿入する目の前の部分が狭過ぎると、ICLを入れることができません。

4.角膜内皮細胞の数値が規定値を満たしていること

角膜(黒目の部分)を構成する内皮細胞というものが少なすぎると、手術後に角膜の透明度が失われることがあるため、手術ができません。

5.術前1年以内に近視が進行していないこと

ICLを手術をするのには近視の進行が止まっていることが望ましいです。手術後にあまり近視が進むと入れ替えが必要になる場合があります。

ICLを受けられない条件
1.目の病気がある場合(緑内障、白内障、円錐角膜など)

軽症の場合はICL手術を受けられることもありますが、目の病気がある場合はICL手術での満足度が得られないこともあります。当院では術前検査で目の病気の有無をしっかり確認した上で、説明の上ICL手術を勧めない場合があります。

2.傷の治りにくい病気がある場合(重症のアトピー性皮膚炎など)

手術後の傷が開いて、そこから細菌が入ってしまい感染症が起こるとICLの抜去が必要になることもありますので、重症のアトピー性皮膚炎がある場合はICL手術は勧められません。

3.目以外の重症の病気がある場合(糖尿病、リウマチ、精神疾患など)

軽症の場合は問題ありませんが、お身体の状態や使用している薬によってはICL手術を受けることができません。

4.妊娠中の場合

妊娠中はICL手術を受けることができません。

ICL手術で失敗しないために

ICL手術は高額であり、手術を受けた後に、想定と違ったと後悔する場合もあるかもしれません。手術を受ける際には注意が必要です。

リスクを把握しておく

ICL手術は安全性が高く、リスクの小さい手術だと言われています。しかしながら全くデメリットのない手術というものは存在しません。ハローグレアなどの避けられないデメリットや老眼には適応がないことなどを事前にしっかり把握しておく必要があります。また、安全性についても感染症のリスクがゼロではないことを理解しておく必要があります。

信頼できる眼科で手術する

信頼できる眼科で手術を受けることが非常に重要です。信頼できる眼科としていくつか条件があると考えています。

1.デメリットについてもしっかり説明してくれる

ICL手術のメリットだけでなく、デメリットについてもしっかり説明してくれる眼科を選ぶ必要があります。メリットだけを強調して手術を受けさせようとする眼科は避けたほうがよいでしょう。

2.検査、手術機器が揃っている

ICLのレンズサイズや度数の決定、手術には必須ともいえる機器があります。前眼部OCTのカシア2や、手術中に乱視軸を正確に表示するベリオンなどがそれにあたります。こういった設備がなくてもICL手術自体は可能ですが、精度が落ちます。ですので、こういった機械設備がシッカリ整った眼科で手術を受けることを推奨します。

3.白内障手術の実績が多数ある

ICL手術は、白内障手術に非常に近い手術です。白内障手術の実績がそのままICL手術の安全性につながると考えて差し支えないです。ですので、白内障手術の実績が多い眼科は技術的に信頼できると考えてよいと思います。

4.執刀医と術後診察をする医師が同じである

手術の執刀医と術後診察をする医師が異なる病院がありますが、少なくとも術後1ヶ月までは執刀した医師が責任をもって術後診察をするべきだと考えています。中には執刀医は手術だけをして全く術後は見ないという場合もあります。この点も信頼できる眼科かどうかを判断する基準になるでしょう。

ICLの失敗が不安な方は、ももの木眼科にご相談ください

ICLの失敗が不安な方は、ももの木眼科にご相談ください

ICL手術は安全な手術と言われていますが、リスクもあります。それでも強度近視の方がメガネ、コンタクトレンズが不要になるというメリットのほうがはるかに大きいという考えのもと、ももの木眼科ではICL手術を行っています。適切な問診、術前検査、大病院レベルの設備、豊富な手術経験によってリスクを最小に、メリットを最大にするように努めています。当院では、実際に受診する前にリモートでの相談ができるWeb相談会があります。ひとりひとりの患者様に合った説明をすることができる体制が整っていますので、ICL手術についてのご不安がある方は、京都市伏見区のももの木眼科にご相談ください。

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