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【院長ブログ】子どもの近視が増えている

2025.01.23

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。近視を進めないためには、日常生活におけるさまざまな習慣を見直すことが大切です。特に子どもたちの場合、生活習慣の改善によって近視の進行を抑制することができます。そこで今回は、近視を進めないために役立つ具体的にできる生活習慣のポイントについてご紹介します。

 

日本の近視人口増加に関する現状

日本の近視人口増加に関する現状

日本では、人口約1億2千万人のうち、約4千万人が近視であると推定されており、特にアジア人の中でも日本人は軸性近視の傾向が強いことが指摘されています。この原因は、遺伝的要因やスマートフォン、ゲーム機の長時間使用による生活環境の変化にあり、若年層の視力低下は特に顕著です。

子どもたちの視力低下の深刻さ

文部科学省による学校保健統計調査では、日本の子どもたちの裸眼視力が年々低下していることが明らかになっています。特に小学生では約3人に1人が視力1.0未満という衝撃的な数字が出ており、中高生ではその割合が半数以上になっています。1979年以降、視力の低下は一貫して進んでおり、子どもたちの視力保護に向けた対策が急務となっています。

オルソケラトロジー治療による近視進行の抑制に期待

オルソケラトロジー治療は、国内外の研究でその有効性が示されており、約50%の近視抑制効果があると報告されています。角膜の柔らかさを活かしたこの治療法は、子どもの時期に始めることで、より高い効果が期待できます。

近視が進行するリスクと症状

近視が進行すると、網膜剥離や緑内障など、目の疾患リスクが高まります。これらの疾患は、視野欠損、視野狭窄、中心暗点などの視野異常を引き起こし、最悪の場合は失明に至る可能性があります。これらの症状は視力の質の低下を示し、日常生活に大きな影響を及ぼします。

網膜剥離

網膜剥離は、近視が進行することで起こりやすくなる深刻な状態です。眼球の内部である硝子体が網膜を引っ張り、それが原因で網膜に裂け目が生じることがあります。近視が進むと網膜が薄くなるため、裂けやすくなります。裂け目から体液が網膜の下に流れ込み、網膜が剥がれる状態になります。網膜剥離は視力喪失に直結する重大な疾患であり、手術が必要となるケースが多いです。

緑内障

緑内障は周辺部から徐々に視野が欠けていく病気です。あまり近視が進行すると視神経に変形が生じるために通常よりも緑内障の発症のリスクが高くなります。

オルソケラトロジーは、特に若年層の近視の進行を抑制する有効な手段

オルソケラトロジーは、特に若年層の近視の進行を抑制する有効な手段

近視の若年化は、現代社会の重要な問題です。日本を含む世界中で子供たちの視力低下が進んでおり、その原因はライフスタイルの変化にあるとされています。これに対抗するためには、適切な視力矯正と予防策、定期的な眼科診断が重要となります。オルソケラトロジーは、特に若年層の近視を予防し進行を抑制する有効な手段として認識され、早期からの治療開始が推奨されています。ももの木眼科では経験豊富な専門医が、しっかりとサポートさせていただきますので、ご質問や疑問点がございましたらどうぞお気軽に当院までお問い合わせください。

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