京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。オルソケラトロジー治療は、夜間に特殊なレンズを装用し、角膜を適切に形状変化させることで近視を矯正する画期的な治療方法です。この治療法を維持し、目の健康を保つためには、正しいレンズケアと定期的な検診が不可欠です。そこで今回は、オルソケラトロジーレンズのケアについてご紹介します。
定期検診の重要性
オルソケラトロジー治療の定期検診では、装用したレンズが眼に正しくフィットしているか、また眼に傷がないかをチェックします。レンズの状態も専門家が検査し、傷や汚れがないかを確認します。レンズの不適切な洗浄や装用時の不注意は、角膜に炎症や傷を引き起こす可能性があります。そのため、目の状態が良好でも、予定通りの定期検診を受診することが推奨されています。
レンズケアの正しい手順
レンズケアは、オルソケラトロジー治療の効果と安全性を保つために重要です。以下のステップに従いしっかりと行うようにしましょう。
Step1 クリーナーで洗う
清潔な手でレンズを優しく洗浄します。
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ハードレンズクリーナーを用いて、研磨剤やアルコールの入っていないクリーナーでレンズを洗います。
(レンズは、力を入れすぎずに、優しく洗うことようにしましょう。)
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水道水でレンズをよくすすぎます。
Step2 洗浄保存液で消毒を行う
クリーナーで洗ったレンズは、洗浄保存液による消毒をします。
レンズケースにレンズを入れ、推奨される液剤と錠剤を使用して消毒します。この消毒は、最低4時間は必要となり、その間にレンズは完全に消毒されます。
Step3 レンズ装用する
装用前には、再度クリーナーでレンズを洗い、水ですすぎます。
レンズケースも清潔にして自然乾燥させます。
レンズケアの注意点
オルソケラトロジー用のレンズはサイズが大きいため、専用のレンズケースを使用し、レンズの変形や破損を防ぐことが大切です。また、クロス型のレンズケースを使うことで、左右を確実に区別できます。
オルソケラトロジー治療の安全は適切なレンズケアで保たれます
オルソケラトロジー治療は、適切なレンズケアと定期検診を通じてその安全性と効果が保たれます。お子様の場合は、保護者の方が責任を持ってケアを行うことが重要です。ももの木眼科は、オルソケラトロジー治療で重要なレンズケアもしっかりとフォローし、患者様の視力と眼の健康を守るために全力を尽くしています。ご質問や疑問点がございましたら経験豊富な専門医が、しっかりとサポートさせていただきますので、どうぞお気軽に当院までお問い合わせください。