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【院長ブログ】子どものオルソケラトロジー治療の安全性や有効性について

2025.01.15
【院長ブログ】子どものオルソケラトロジー治療の安全性や有効性について

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。オルソケラトロジー治療は、特に子どもの近視を矯正する方法として、その安全性と有効性で広く支持されています。そこで今回は、子どものオルソケラトロジー治療の安全性や有効性についてご紹介します。

 

子どものオルソケラトロジー治療の安全性

オルソケラトロジー治療の安全性は多くの保護者様がご心配されるところですが、適切なレンズケアを怠らなければ特別に危険ということはありません。オルソケラトロジー治療用のレンズは特に就寝時に装用されるため、レンズによる眼の痛みや不快感を最小限に抑えることが可能です。また、適切なレンズケアと使用方法によって感染リスクを著しく減少させることができます。

感染リスクの低減のためのももの木眼科の取り組み

感染症のリスクはすべてのコンタクトレンズを使用する方には共通の懸念事項ですが、オルソケラトロジー治療では以下のような手順により感染リスクを低減します。

眼科専門医による指導

保護者とお子様への適切なレンズケアの方法をご説明させていただき、正しい手順でレンズの洗浄と保管をサポートさせていただきます。

適切なレンズの選定

お子様の眼に合ったカスタムフィットレンズを使用することで、眼の健康と快適性を確保します。

定期的なフォローアップ

定期的な眼科訪問により、レンズのフィット感や眼の健康状態が継続的にしっかりと確認をしながらオルソケラトロジー治療を進めております。

臨床研究による支持

国内外の研究により、適切に管理された条件下で使用すれば、オルソケラトロジーレンズの使用は重篤な合併症を引き起こす可能性が低いことが示されています

子どものオルソケラトロジー治療の有用性

・近視の進行を抑制する効果が期待できる。

・子供の角膜は柔らかいため、近視の矯正がしやすい。

・眼鏡や従来のコンタクトレンズと異なり、破損やズレの心配が少ない。

・夜間に装用するため、日中のレンズトラブルが発生しにくい。

・夜間に保護者が子どものレンズの洗浄やケアから、朝の取り外しをサポートできるため、安心感が高まる

適応対象年齢の制限撤廃とその影響

2017年12月にはオルソケラトロジーのガイドラインが改訂され、未成年への適応対象年齢の制限が撤廃されました。これは国内外の研究に基づき未成年者への安全性と有効性が確認された結果です。この変更により、子供のオルソケラトロジー治療に対する信頼性が高まり、今後未成年者の使用者が増加することが予想されます。

オルソケラトロジー治療は、有用な子どもの近視治療法です

オルソケラトロジー治療は、有用な子どもの近視治療法です

オルソケラトロジーは、子どもにとって効果的な近視矯正治療法であり、それは厳格な医療ガイドラインと継続的な研究によって裏付けられています。適切なケア、定期的な検診、そして保護者の方々のサポートがあれば、オルソケラトロジー治療法は子どもたちの視力を改善し、近視の進行を抑制します。ご質問や疑問点がございましたら経験豊富な専門医が、しっかりとサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にももの木眼科までお問い合わせください。

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