近視を進めないためには
京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるような、さまざまな情報をお届けして参ります。近視を進めないためには、日常生活におけるさまざまな習慣を見直すことが大切です。特に子どもたちの場合、生活習慣の改善によって近視の進行を抑制することができます。そこで今回は、近視を進めないために役立つ具体的にできる生活習慣のポイントについてご紹介します。
POINT1 勉強や読書の際の姿勢と環境を整える
正しい姿勢を保ちましょう
背筋を伸ばし、適切な距離で本や教材を見ることが重要です。目と本の間は最低でも30cmは離しましょう。
適度な明るさを確保しましょう
勉強や読書をする際は、300ルクス以上の明るさが必要です。LED電球や蛍光灯を使用し、昼光色の照明がおすすめです。
POINT2 目の健康のために適切な休憩時間を確保する
目を休めましょう
長時間の勉強や読書の後は、目を休める時間を設けましょう。1時間勉強した後には、10分程度目を休ませることが望ましいとされています。
スクリーンタイムの管理を習慣づけましょう
テレビやパソコン、スマートフォンの使用は、30分以上続けないようにしましょう。特に携帯型ゲーム機は、一日の使用時間を30~60分以内に抑えることが重要です。
POINT3 屋外での活動を増やす取り組み
屋外でしっかり遊びましょう
屋外での活動を増やすことが近視の進行を抑制する効果があります。特に、子どもたちは1日に12時間以上屋外で太陽を浴びて遊ぶことが近視予防に効果的だと言われています。
運動を取り入れましょう
運動や散歩など体を動かす活動は、眼の筋肉の緊張もほぐす効果があり、近視の進行防止にも有効です。
POINT4 生活リズムと食生活の改善
規則正しい生活を送りましょう
早寝早起きを心がけ、夜更かしを避けることが大切です。睡眠不足は目の疲れを回復させにくくします。
栄養バランスの良い食事を心がけましょう
特定の栄養素に偏らない、バランスの良い食事を摂取することが重要です。
日常生活の小さな工夫が近視を進めないために大きな効果を発揮
近視を進めないためには、日常生活の小さな工夫が大きな効果をもたらします。今回はすぐにでも取り組めるポイントをご紹介しました。特に子どもたちの場合、これらの習慣を身につけることが、将来的な視力の健康を守るために非常に有効です。保護者の皆様は、子どもたちがこれらの良い習慣を身につけられるよう、支援していくことが大切です。ご質問や疑問点がございましたら経験豊富な専門医が、しっかりとサポートさせていただきますので、どうぞお気軽に当院までお問い合わせください。