オルソケラトロジーをおすすめする人
京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるような、さまざまな情報をお届けして参ります。オルソケラトロジーは、特殊なコンタクトレンズを使用することで視力を矯正する革新的な方法です。しかし、この治療が適している人とそうでない人がいます。そこで今回は、オルソケラトロジーをおすすめする人と逆にそうではない人について詳しく解説します。
オルソケラトロジーをおすすめする人
・日中裸眼で過ごしたい
・スポーツを楽しみたい
・軽度から中度の近視
・近視進行を抑えたい
・矯正手術に抵抗がある
日中裸眼で過ごしたい
オルソケラトロジーは就寝中のみレンズを装用するため、日中はメガネやコンタクトレンズを使用する必要がありません。
スポーツを楽しみたい
裸眼でアクティブな運動や水中スポーツを楽しむことができます。
軽度から中度の近視
強度近視でない限り、オルソケラトロジーは有効な治療法です。
近視進行を抑えたい
特に成長期の子どもには、近視進行の抑制効果が期待できます。
矯正手術に抵抗がある
外科手術を伴わない治療法であるため、レーシックやICLへの抵抗がある方に適しています。
当院ではこのような患者様にはオルソケラトロジーはおすすめしていません
・妊娠中または授乳中の方
・屈折矯正手術を受けた方
・強度近視の方
・重度のドライアイの方
・レンズケアが面倒だと感じる方
・定期検診に通えない方
屈折矯正手術を受けた方
過去にレーシックなどの屈折矯正手術を受けた方は、オルソケラトロジーの治療対象外です。
強度近視の方
一般的に近視度数が-4.00Dを超える方、乱視度数が-1.50Dを超える方は治療をお勧めできません。
レンズケアが面倒だと感じる方
毎日のレンズケアが必要であり、これを怠ると治療効果が低下し、目に悪影響を及ぼす可能性があります。
定期検診に通えない方
定期的な検診に通い、目の状態をチェックすることが治療の成功には非常に重要です。
オルソケラトロジーを始める前に、ご自身に適応かどうか知ることが重要
オルソケラトロジーは、特定の条件を満たす人にとっては非常に効果的な視力矯正法ですが、全ての人に適しているわけではありません。上記の点を考慮し、自分に適した視力矯正法を選択することが重要です。当院でも丁寧に検査の上、適応かどうかをしっかりと判断させていただきますので、視力矯正をお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。