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【院長ブログ】ICL手術後に視力が低下することはある?

2024.04.03

ICL手術後に視力が低下することはある?

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削る必要がなく、小さな切開創からレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。ICLの手術は病院・クリニックの選択が非常に重要です。信頼性のある場所で、自分が納得のいく手術を受けることが大切です。今回は、患者様からよくお話を聞くお悩み“ICL手術後に視力は低下するのか?”について詳しくご紹介します。

 

 

 

ICL手術:視力の長期安定性が評価のポイント

ICL手術:視力の長期安定性が評価のポイント

ICL手術は近視が戻ることはほとんどありません。しかし、特に20代の場合は、手術後も変わらず近くを見ていると、手術後に近視が新たに進行することがあります。

 

 

新たに近視にならないためにお願いしたい生活習慣

正しい姿勢と適切な明るさが必要

ものを見る時の正しい姿勢と適切な明るさが必要です。悪い姿勢や暗い環境では近視の進行リスクが高まります。照明は明るさが300ルクス以上であることが必要です。LED電球なら700~1000ルーメン、白熱電球なら40~60W、蛍光灯なら15~20Wの追加照明が役立ちます。

太陽を浴びるようにしましょう

太陽光の中のバイオレットライトを浴びることは、近視の抑制に役立つことが研究で示されています。屋外で過ごし、太陽光を浴びることが重要です。

目を休めましょう

長時間の近業作業は近視の進行リスクを高めます。パソコンやスマートフォンを使うときは、定期的な休憩と目の体操が大切です。ブルーライトカットについては意見が分かれていますが、注意が必要です。

ICL手術直後は見えにくい!?先生に相談すべき?

ICL手術直後は見えにくい!?先生に相談すべき?

手術当日は0.2〜0.3くらいまでしか見えません。基本的に翌日には生活に問題ない範囲で見えるようになりますが、安定するまで数日から数か月かかることあります。また、レンズを挿入する際に作られた切開創から傷口が閉じる過程で一時的に乱視が起こることも(2週間~3週間程度)。見えにくさなどの症状の改善がみられない場合には医師にご相談をされることをおすすめします。当院では、術後の検査時もしっかりと経過を確認させていただきますので、ご心配事はどんなことでもお気軽に医師にご相談ください。

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