コラム

scroll

  • HOME>
  • コラム>
  • 【院長ブログ】CASIA2カシアを使った・・・

【院長ブログ】CASIA2カシアを使った検査

2024.02.16

CASIA2カシアを使った検査

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削る必要がなく、小さな切開創からレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。今回は、ICLの術前検査に必須のCASIA2カシアを使った検査”について検査で可能なことを中心にご紹介します。

 

 

 

いろいろわかる!CASIA2カシアの検査

いろいろわかる!CASIA2カシアの検査

CASIA2カシアは、角膜の形状解析や角膜から水晶体後面までの断層撮影・解析を行い、1つの撮影データからさまざまな解析結果を得ることが可能です。CASIA2カシアを活用した検査によって、次のようなことがわかります。

不正乱視の検出が可能

このことで白内障手術で使用する多焦点レンズの適応・不適応の判断がしやすくなりました。

ICL手術における正確なレンズサイズを選定

ICL手術において、適切なレンズサイズの選定は非常に重要です。CASIA2カシアは、NK式とKS式という2つの式を使用してレンズサイズの結果を提供します。これにより、より精度の高いレンズサイズの選定が可能になりました。CASIA2カシアを使用した術前検査を行った場合は、ICLのレンズサイズの不適合による入れ替え手術が必要になることはありません。

正確な急性緑内障発作のリスクを判断

眼内の房水が排出される隅角が狭い状態では、眼圧が上昇し、急性緑内障発作の危険性が高まります。CASIA2カシアは、360度全周の隅角開大度を画像、数値、チャートで示すことで、急性緑内障発作のリスクをより明確に判断する手助けとなります。

ICL手術後のレンズ適合度の確認

ICLレンズ挿入後、レンズの位置は徐々に変動を続け、約3ヶ月で落ち着きます。その変化を見てレンズがきちんと適合しているか術後にしっかりと検査する必要があります。

【まとめ】ICL手術はCASIA2カシアを備えた施設での受診を強くおすすめします!

【まとめ】ICL手術はCASIA2カシアを備えた施設での受診を強くおすすめします!

ICLによる屈折矯正手術を提供するクリニックが増えていますが、CASIA2カシアを備えた施設での受診を強くおすすめします。

ICL手術の安全性はご存知の通りですが、それでもリスクはつきものです。より安全に正確に治療を進めるためにもCASIA2カシアを備えた医療施設での受診をお勧めしています。当院でも、CASIA2カシアを使用した正確な検査のものとICL手術を行なっております。ご不明なことや、お悩みのことはお気軽に当院までご相談ください。

ICLWeb相談

ICL
Web相談

Web予約

Web予約

LINE

LINE