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【院長ブログ】ICLのデメリット(リスク)

2024.01.25
この記事を監修した人

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医療法人P.I ももの木眼科 理事長。日本眼科学会認定 眼科専門医として、眼科領域における高度な専門性と確かな臨床実績があります。屈折矯正手術、特に ICL・IPCL(眼内コンタクトレンズ)手術を得意とし、丁寧な適応評価と術後フォローまで一貫した診療を行っています。白内障・緑内障診療にも精通し、大学病院レベルの高度な手術を地域の身近なクリニックで実現できる体制を構築しています。京都府眼科医会理事として地域医療の発展にも尽力し、地域の皆さまが安心して相談できる“目の専門医”として、わかりやすい医療情報の発信に努めています。

ICLのデメリット(リスク)

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削る必要がなく、小さな切開創からレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。今回は、“ICLのデメリット”についてリスクの観点からご紹介します。

 

 

 

リスクを知っておくと安心!ICLのデメリット

ICL手術は認定を受けた眼科専門医のみ手術が可能
ICL手術は認定を受けた眼科専門医のみ手術が可能

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、欧米ではレーシックと同様に広く普及していますが、日本国内ではまだ新しい手術方法です。ICL手術は認定を受けた眼科専門医にしか行えません。

手術適応にならない場合があります

ICL手術は安定していない近視の方や眼内に炎症がある方、前房(角膜~虹彩の間)が浅い方には適していない場合があります。

自費診療となり治療費が高額

ICL手術は健康保険の適用外であり、治療費が高くなります(自費診療)。

感染症や合併症のリスクがある

ICL(眼内コンタクトレンズ)を検討する際、感染症と合併症のリスクについて知っておくことが大切です。ICLは眼内手術であり、感染症のリスクが少なからず存在します。医師の指示に従い、手術後の経過を注意深く見守ることが重要です。

【まとめ】院長から皆様へ

【まとめ】院長から皆様へ

今回は、ICL手術のデメリットについてご紹介しました。どんな手術にも合併症のリスクが存在し、ICLも例外ではありません。合併症が必ず起こるわけではなく、多くの場合は時間の経過とともに解消していく症状がほとんどですが、視力は感覚の一部を占めるため、個人差があります。クリニック側も慎重に手術を行い、合併症を予防していますので、過度な心配は必要ありません。ただし、手術を検討される際にはデメリットについても理解しておくことが重要です。

当院では手術前にしっかりとリスクについてもお話をさせていただいております。ご不明な点などはご納得いただけるまでしっかりとご説明をさせていただき安心して手術に臨んでいただけるようにサポートさせていただいております。

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