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【院長ブログ】ICLの特徴

2023.12.07

ICLの特徴

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるような、さまざまな情報をお届けして参ります。ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削る必要がなく、小さな切開創からレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。今回は、“ICLの特徴”についてご紹介します。

 

 

快適で安定した眼内コンタクトレンズ - ICLの特徴

快適で安定した眼内コンタクトレンズ - ICLの特徴

眼内に装着するICLは手入れ不要で、快適な視力矯正を提供します。ICL(Implantable Collamer Lens)は、眼内に埋め込む特殊なコンタクトレンズであり、角膜の上にレンズを置く従来のコンタクトレンズとは異なり、より安定した視力補正が可能です。以下に、ICLの主な特徴を詳しくご紹介します。

ドライアイリスクの軽減

ドライアイは眼球の表面が適切に潤わず、不快な症状を引き起こす状態です。角膜の表面を削るLASIK手術の場合、角膜に一時的な乾燥感が生じることがありますが、ICLは角膜の上層を削る必要がないため、ドライアイの原因になりません。しかし、ICL自体にドライアイの症状を改善する効果はありませんので、ドライアイを持つ方は手術の前に眼科医に相談することが重要です。

近視の戻りが無い

従来の視力矯正手術であるLASIKの場合、強度近視の方は手術後に近視が戻ることがあるとされていますが、ICLは角膜の形状を変えないため、近視が再発するリスクがありません。ICLは眼の中にレンズを埋め込むため、安定した視力を維持できます。

広い適応範囲

ICLは、強度近視の方だけでなく、度数の強い近視や乱視、角膜の形状に問題がある方にも適しています。また、従来の視力矯正手術が適用できなかった方にもICLは選択肢として考慮されます。ICLは個々の状況に合わせてカスタマイズされるため、多くの方にとって有益な視力矯正の治療法です。

長期安定性

ICLは1997年から欧州で使用され、世界70ヵ国以上で200万眼以上に埋植された長期実績があります。長期のフォローアップデータによれば、ICLは視力を安定させる優れた結果を示しており、安全性と信頼性が高いとされています。

紫外線ブロック

ICLには紫外線吸収剤が含まれており、紫外線A波・B波をブロックする効果があります。長時間の屋外活動や紫外線の強い環境下でも、眼を紫外線から保護することができます。

(ただし、サングラスの代わりにはなりませんので、紫外線対策を怠らないようにしましょう。)

取り出すことが出来る可逆性

ICLは、必要に応じて医師によって取り出すことが可能です。

ICLは、視力矯正の治療法では有益な選択肢

ICLは、視力矯正の治療法では有益な選択肢

今回ご紹介をしてきました“ICLの特徴”は、視力矯正の治療法を求める方にとって有益な選択肢となるでしょう。

ICLの特徴を理解した上で、認定を受けた眼科の専門医に相談することをおすすめします。

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