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【院長ブログ】ICL(眼内レンズ)とは?

2023.11.30

ICL(眼内レンズ)とは?

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるような、さまざまな情報をお届して参ります。今回は、“ICL(眼内レンズ)とは?”についてご紹介します。

 

 

ICL(眼内レンズ)とはいったいどの様なものなのでしょうか?

角膜を削らずに小さな切開創からレンズを挿入する視力矯正の治療法
角膜を削らずに小さな切開創からレンズを挿入する視力矯正の治療法

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、小さな切開創から眼の中にレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。レーシックと違い角膜を削る必要がなく、角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。聞き慣れない治療かもしれませんが、ICLは世界70か国以上で承認されており、日本でも2010年に安全性が認められ厚生労働省に認可されました。

コンタクトレンズの煩わしさから解放

ICLの術後はメガネやコンタクトなしでも、鮮明に見えるようになり、日常の手入れや取り外しの必要がなくなります。ICLのレンズは永久的に眼内に挿入しておくことができ、一度治療すれば回復した視力をキープすることができます。レーシック手術では視力が後戻りする(近視が少し戻る)可能性がありましたが、ICLは角膜を削る治療ではないので、その心配はありません。

 

ますます進化をみせるICL

2014年には合併症の軽減を目指して穴の開いたレンズ“Hole ICL KS-AquaPORT”が、2016年にはグレアとハローの光が滲んで見える現象の低減が期待される”EVO+”が発売されました。
これにより、ICLはさらに進化し、視力矯正の選択肢として注目されています。

レンズはどんな素材からできているの?

レンズの素材は、特殊な合材であるコラマーを使用しており、無色透明で紫外線をカットする効果を持っています。
ソフトコンタクトレンズのように水分を含んだ柔らかな素材で作られています。
これまでにプロスポーツ選手の方々にも愛用されており、万が一目をぶつけてもレンズが破損することはありません。

専門医と相談し進めることが大切!

専門医と相談し進めることが大切!

ICL手術はICL認定を受けた専門医によって行われることで、高い品質と安全性が保たれています。
安全だと言っても、ICLを含むあらゆる視力矯正手術にはリスクが伴います。
手術を検討する際には、リスクも十分理解した上で、信頼のできる専門医と相談し進めることが大切です。

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