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【院長ブログ】オルソケラトロジー治療の流れ

2025.01.10

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。オルソケラトロジーは近視の進行を抑制し、日中の裸眼視を可能にする画期的な治療法です。この記事では、オルソケラトロジーの治療流れについて詳細にご紹介します。

 

オルソケラトロジー治療の流れ

適応検査
適応検査

オルソケラトロジー治療を開始する前には、適応検査が必須です。この検査では、近視の度合い、目の健康状態、そして角膜の形状を詳細に調べます。ここでの目的は、オルソケラトロジーが患者様にとって適切かどうかを判断することです。適応が確認できない場合、満足な視力を得られない可能性がありますのでオルソケラトロジーはお勧めしていません。

レンズ装用とトライアル開始

適応検査で問題がなければ、次は実際にレンズを装用します。子供の場合は、この段階でオルソケラトロジーレンズの装用ができるかをチャレンジします。レンズの装用ができなければ、トライアルを開始する前に中止となります。(トライアル料金はかかりません)

最初に選ばれたレンズの形と度数が患者様に合っているかを確認し、レンズの取り扱い方法について詳しい説明が行われます。初めてのレンズはトライアル用として貸し出しされ、約1週間トライアルとしてテスト装用期間があります。この期間中、患者様はレンズの装着感や視力の影響を感じていただきます。

検査と治療の開始

トライアル期間後、患者様には再びご来院いただき、テスト装用の結果を基に検査を受けていただきます。問題がなければ、月額両眼11000円の料金にて、正式にオルソケラトロジーの本治療が開始されます。

必要に応じてレンズの変更が行い、トライアルを継続することもあります。本治療開始後の破損・度数調整に伴うレンズ交換は年2回まで無料でおこなっていただけます。

本治療中のレンズ紛失、トライアル期間中のレンズ破損や紛失があった場合にはレンズ代をご負担いただきます。

定期検診

治療がスタートすると、患者様には定期的に検診を受けていただく必要があります。最初の段階では1週間、1ヶ月、3ヶ月ごとにお願いしています。その後は3ヶ月に一度の検診を続けることで、レンズの状態や目の健康を継続的にチェックします。

治療成功のための重要ポイント

オルソケラトロジー治療を成功させるためには、日常のレンズケアに細心の注意を払うことが極めて重要です。以下のポイントをしっかりとお守りいただくことで、トラブルを避け治療効果を最大限に引き出すことができます。

レンズの正しい使用とケア

毎日のオルソケラトロジーの使用において、正しいレンズの使い方とケアが必須となります。レンズは高度管理医療機器クラスIIIと分類され、専門医による処方と管理が求められます。当院では、使用法についてもしっかりとご説明させていただき、サポートさせていただきますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

ももの木眼科ではブレスオーコレクト®️を使用したオルソケラトロジー治療を行っております

当院で採用しているブレスオーコレクト®️レンズは、日本人の角膜形状に合わせて設計されており、高い酸素透過率を誇ります。これにより、患者は夜間の装用中も快適性と安全性を保ちながら、最適な視力矯正効果を得ることができます。普通のハードコンタクトレンズに近い取り扱いで、患者様に合ったカスタムメイドのレンズをご提供しています。

定期的な眼科検診

オルソケラトロジー治療開始後も、定期的に眼科での検診が必要となります。定期検診では、レンズの適切なフィット感や目の健康を継続的に確認し、早期に問題を発見し対応することができます。

オルソケラトロジー治療の成功のカギは、適切なケアと定期的なフォローアップ

オルソケラトロジー治療の成功のカギは、適切なケアと定期的なフォローアップ

オルソケラトロジーは、近視進行を抑制し、裸眼での日常を取り戻すための効果的な選択肢です。この治療法を選択する場合は、専門医の指導のもと、正確なプロセスを守り、適切なケアと定期的なフォローアップが成功へと導きます。特に子どもたちの場合には、保護者の皆様のサポートが必須となりますので、しっかりと治療の流れをご理解いただき安全で快適な視力改善を目指しましょう。ご質問や疑問点がございましたら経験豊富な専門医が、しっかりとサポートさせていただきますので、どうぞお気軽に当院までお問い合わせください。

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