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【院長ブログ】ICLの手術方法

2024.02.22

ICLの手術方法

京都市伏見区のMOMOテラス内にあるももの木眼科は、“大切な目を守り続ける”をコンセプトに地域の皆様から信頼される眼科を目指し日々診療にあたっております。このブログでは、目に関する患者様のお悩みにお応えできるようなさまざまな情報をお届けして参ります。ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削る必要がなく、小さな切開創からレンズを挿入することで、近視や乱視を矯正する治療法です。角膜に負担をかけず視力矯正ができることから今注目されています。今回は、“ICLの手術方法”についてその流れをご紹介します。

 

 

 

ICL手術は、通常片眼で約5分の時間で完了!

ICL手術は、通常片眼で約5分の時間で完了!

手術方法は、患者様の苦痛の少なさと手術のスピードを両立させてくれる点眼麻酔を使用して行われます。片目がたった5分程度の手術なのですが実は緻密なステップがあります。

STEP1 検査前に散瞳剤を点眼して瞳孔を開く

これにより、手術中に眼の内部にアクセスしやすくなります。その後、点眼麻酔を施し、手術部位を麻酔します。手術部位は黒目と白目の境界にある数ミリの小さな創口です。

STEP2 ICLレンズの挿入

この小さな創口から、折りたたまれたICLレンズが挿入されます。ICLは特に訓練を受けた医師によって慎重に挿入され、虹彩と水晶体の間に確実に固定されます。ICLレンズは非常に薄く柔軟であり、眼内の圧力によって自己閉鎖されるため、切開創は糸で縫合する必要がありません。

STEP3 的確な位置にレンズが入っているか確認

ICLレンズが確実に配置された後、手術は完了です。ICLレンズは特別なケアや取り扱いを必要とせず、半永久的に眼内で安定します。この手術方法によって、患者は素早く、効果的かつ最小限の不便さで屈折異常を矯正できると同時に、レンズが長期間にわたって確実に機能することを期待できます。

患者様の不安を軽減するために【低濃度笑気ガス麻酔を活用したICL治療】

患者様の不安を軽減するために【低濃度笑気ガス麻酔を活用したICL治療】

ICL(眼内コンタクト)治療は一般的に、鎮痛効果の高い点眼麻酔を使用して行われます。当院では、点眼麻酔にプラスして、低濃度の笑気ガス麻酔を導入しています。この方法は、患者様が意識を失わずに会話ができる状態を保ちながら、程よくリラックスした状態になることができるものです。麻酔ガスの供給を中断すれば、効果もすぐになくなります。現在、全国で低濃度笑気ガス麻酔が実施されている眼科は少ないですが、手術に対する不安や恐怖を軽減したい方にとって、おすすめの麻酔方法です。

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